MFW’s blog

MFWのつぶやき。〜年金競馬を目指します〜

戦略と戦術 その⑦ レースの選択の重要さについて

今日はレースの選択の重要さについて、いつものように持論を語ります。少し長くなりますが、お付き合いください。

 

皆さんは馬券を購入する際、レースの選択をしていますか?

 

もし本気で競馬で勝ちたいと思ったら、絶対にレースを選択する必要があると私は思っています。

 

過去のブログでも述べましたが、競馬など確率のあるものは全て「大数の法則」に左右されます。つまり少しでも収益を上げよう、競馬と人生を共にしようと思うのであれば、絶対にダラダラと馬券を買ってはいけません。自分で考えつくどんなフィルターを掛けてもいいので、レースを絞り込む努力をして欲しいのです。そしてそれを基にデータを作成考察することこそ、収益増あるいは長く競馬と付き合う第一歩であると私は断言いたします。

 

 じゃあ、どのようにフィルターを掛ける(レースを絞り込む)のか? これについては自身との相性というものがあり、過去にも述べたように競馬はパチンコとは違い正攻法というものが無い、というより逆に言えば何通りも正攻法があると思うので、ここでこうすればいいということはできません。しかしながら、何かをベースとすることは出来ると思います。

 

基本となるフィルターは、貴方自身が何を目指すかによって変化します。まず決めなくてはいけないことは、貴方自身がローリスク、ローリターンを目指すのか、ハイリスク、ハイリターンを目指すのか? 競馬を確率のあるゲームと考えたとき、まずはこれを決めなくてはなりません。これを決めたら次のステップに進みます。

 

【ローリスク、ローリターンのレース傾向(硬く収まる傾向)】

①少頭数のレース(10頭立て以下)のみ馬券を買う

②ダート(正確に言えばダート中距離)のレースのみ買う

【ハイリスク、ハイリターンのレース傾向(荒れる傾向)】

①多頭数のレース(15頭立て以上)のみ馬券を買う

②芝(正確に言えば芝の中距離以外)のレースのみ買う

 

全国10か所ある中央競馬開催場によっても変わりますが、ザックリ分類すると上記になります。この上記を念頭に置きつつ、次は購入馬券時のリスクを考えます。

 

ローリスク→複勝、ワイドなどの複勝系馬券

ハイリスク→単勝馬単などの単勝系馬券

 

ここまで説明をすれば理解できると思うのですが、リスクは当該レースの傾向と購入馬券の種類との組み合わせによってその性格が大きく変化します。ローリスクを目指すのであれば「少頭数・ダート中距離・複勝系馬券」で勝負すればいいし、ハイリスクを目指すのであれば「多頭数・芝中距離以外・単勝系馬券」で勝負すればいいわけです。

 

ここでは基本となるフィルタリングの例を挙げましたが、これを更に進化させ①コース②距離③騎手④厩舎⑤脚質⑥開催場⑦ローテ間隔⑧場体重⑨外部指数⑩ハンデの有無⑪タイム・・・など、何かを基準として色々調べ研究したのち(←これがフィルタリングの作業です)、実際の馬券をフィルタリングに見合う形で購入し、購入後は的中の有無に係わらず記録考察することが重要なのです。

 

因みに私が現在行っているフィルタリングは「走破タイムを主眼とするレース絞り」と、「馬券購入時のマイルール」の2つのみです。過去において私も様々なフィルタリングに取り組みましたが、結果としてデータが膨大且つ複雑になり過ぎてエクセルなどの表計算ソフトでは全く追い付かず、アクセス等のデータベースソフトでないと管理ができない状態になり、更に自身の生活においてレースを考察する時間を取ることが困難になってきたのでこの簡便なやり方にシフトしました(細かくフィルタリングすることは悪くないのですが、経験上データ管理が大変なのです)。

 

レースを絞るということは、自身の欲との戦いです。特に競馬をすることが好きな人であればあるほど、目の前のレースを見送っても揺らがない自制心を持つことが重要です。初めは慣れないのでなかなか上手くいかないと思いますが、時間が経つにつれ必ず効果は表れます。自身をロボット化し、感情を殺し、やり方を決めたんたんと馬券を買うことが出来るようになれば、貴方も競馬で相当遊べるようになることは間違いないでしょう!

 

今日はレース選択の重要さについて、多少長くなりましたが語らせてもらいました。

また、明日ですね。